
一時庇護上陸許可
一時庇護上陸許可とは、船などに乗っている外国人が難民に該当する可能性があり、その外国人を一時的に上陸させる必要があると思われるときに入国審査官が許可するものです。もちろんこれは緊急的な措置であり国が取り急ぎ保護するためのものです。
この申請を行う場合には、許可を希望する当該外国人本人が行うこととされており、E/Dカードと呼ばれる外国人入国記録、その場で配布される申請書、写真や難民であることがわかる資料があれば提出し、それに、パスポートや身分証明書などがあれば提示することになります。
申請の結果、許可がされると一時庇護許可証が交付され、上陸の期間や住居、行動範囲などの条件が定められます。
一時庇護上陸許可の流れ

一時庇護のための上陸の許可申請及び処理

2019年に日本で一時庇護上陸許可を申請した人は36人であり、2018年に比べ19人減少しました。処理の内訳は、許可が1人、不許可が31人、取下げ等が2人でした。

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